*

寒天

寒天

テングサ、オゴノリなど紅藻類を中心とした海藻を原料に作られる日本古来の食品。

ようかんなどを固めるための剤量となるほか、工業用、医薬用、化粧品用にも使われる。

寒天の成分の約80%が食物繊維で、主成分は多糖類のアガロース。

寒天は水を抱え込む作用が強く、とると便が柔らかくなり、便通が良くなる

伊那食品工業の「手づくりぱぱ寒天」が、「おなかの調子を整えてお通じを改善する」という内容のトクホ(特定保健用食品)の表示許可を取得している。

寒天にはほかに、食事で摂取したコレステロールを体外に排出する作用もある。

また、アガロースを酸で分解することで得られるアガロオリゴ糖(寒天オリゴ糖)は、抗酸化作用や解毒酵素の活性増強作用があり、関節炎や発がん、アトピー性皮膚炎の抑制作用があることが動物試験で確認されている。



関連記事

カバカバ

カバカバ 学名Piper methysticum。ポリネシアの島々に自生するコショウ科の植物。

記事を読む

カルノシン酸

カルノシン酸 カルノジン酸ともいう。 ローズマリーやセージの葉に含まれる成分で、神経細胞

記事を読む

ガジュツ

ガジュツ 紫ウコンの正式名。学名Curcuma zedoaria。 秋ウコンや春ウコン同

記事を読む

核酸

核酸 動植物や微生物すべての細胞に含まれ、生命減少で重要な働きをする物質。生物の遺伝情報を担っ

記事を読む

カテキン

カテキン 緑茶の渋み成分。緑茶葉の乾燥重量の10~20%を占める。ポリフェノールの一種で、抗酸

記事を読む

カゼインドデカペプチド

カゼインドデカペプチド 乳たんぱく質のガゼインを分解することによって作るポリペプチドで、アミノ

記事を読む

カキ肉エキス

カキ肉エキス カキの成分を凝縮したエキスのこと。 タウリンなど各種アミノ酸や亜鉛などのミ

記事を読む

ガゼイ菌(NY1301株)

ガゼイ菌(NY1301株) 学名Lactobacilles casei NY1301。生きて腸

記事を読む

甘草(かんぞう)

甘草(かんぞう) 学名Glycyrrhiza glabra。マメ科の多年草。西洋ではリコリスと

記事を読む

肝油(かんゆ)

肝油(かんゆ) 深海ザメなどの肝臓抽出した油分。古くからビタミンAの補給源とされてきた。

記事を読む



PAGE TOP ↑