コウジ酸
コウジ酸
日本酒や味噌などの醸造に使われる。麹(こうじ)の培養発酵液に含まれる成分。
日本酒を作る杜氏(とうじ)の手が白いことから、美白作用に注目した研究が進み、メラニン合成を抑える作用を持つことが判明。
薬用の美白成分として認可され、多くの美白化粧品に使われてきた。
しかし、コウジ酸を動物にたくさん食べさせると、肝臓などにがんが生じることが判明。
2002年12月に食品、03年3月に化粧品(医薬部外品)への配合が禁止された。この後、外用で使用する場合の安全性については問題がないことがわかり、化粧品(医薬部外品)には再び利用されるようになっている。
関連記事
-
鯉(こい)抽出物食品
鯉(こい)抽出物食品 (財)日本健康・栄養食品協会(略称JHNFA)が安全性などの規格基準を設
-
高度(多価)不飽和脂肪酸
高度(多価)不飽和脂肪酸 脂肪を固まりにくくする特殊な結合(二重結合)を2つ以上持った脂肪酸。
-
高麗(こうらい)ニンジン
高麗(こうらい)ニンジン 学名Panax ginseng。ウコギ科の薬用植物。 ジンセン
-
黄杞茶(こうきちゃ)
黄杞茶(こうきちゃ) 中国南部の広東省などの山中に自生する、クルミ科の常緑高木である黄杞(学名
-
コエンザイムQ10食品
コエンザイムQ10食品 (財)日本健康・栄養食品協会(略称JHNFA)が安全性などの規格基準を