湯経湯(うんけいとう)
湯経湯(うんけいとう)
<<漢方>>
日本では、不妊によく用いられている漢方薬。呉茱萸(ごしゅゆ)、当帰(とうき)、白芍(びゃくしゃく)、人参(にんじん=高麗ニンジン)、桂枝(けいし)、ショウガ、甘草(かんぞう)など、12種類の生薬から成り立っている。
日本では桂枝のかわりに肉桂(にっけい=シナモン)を用いることが多い。
子宮を温める作用、「血」を補う作用、「血」をめぐらせる作用、冷えによる月経のトラブルに幅広く使える。
ただし、不妊の場合は、さまざまな原因が考えられるため、湯経湯だけでは解決できないケースも多い。