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ケイヒエキス

ケイヒエキス

中国やベトナム北部に分布するクスノキ科の常緑樹「桂(けい)」の樹皮、桂皮(けいひ)から抽出したエキス。

皮膚毛細血管の機能低下を改善するとされる。通常の皮膚毛細血管は、内側に血管内皮細胞、外側に壁細胞という二層構造をとっている。

加齢による老化が進むと、活性化した血管内皮細胞の受容体「Tie2」の量が減少することで、壁細胞がはがれ、栄養分が過度に漏れやすくなる。

その結果、皮膚の末端まで栄養分が行き届かず、肌の老化が生じる原因になる。

ケイヒエキスは、活性化したTie2を増加させ、皮膚毛細血管の機能を正常に戻し、過度な栄養分の漏れを抑え、血管の変性に起因する老化を防ぐと考えられている。



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