健康日本21
健康日本21
厚生省(現・厚生労働省)が2000年4月から始めた「21世紀における国民健康づくり運動」の総称。壮年期死亡の減少、認知症や寝たきりにならない状態で明るく元気に生活できる期間「健康寿命」の延長、生活の質(Quality of life)の向上が狙い。
そのために、病気の発症を予防する「一次予防」を重視。栄養・食生活、身体活動・運動、休養・こころの健康づくり、タバコ、アルコール、歯の健康、糖尿病、循環器病、がんといった九つの柱をたて、2010年までに達成したい目標(国民の食塩摂取量10g/日未満、75~84歳で20歯以上保持が20%以上、など)を、全70項目定めた。
2007年には中間評価が報告され、項目を追加し、運動を2012年度まで延ばすことが決まった。
中間実績値からは、脳卒中、虚血性心疾患の年齢調整死亡率は改善傾向が見られ、脂肪エネルギーの割合)や女性に肥満者の増加に歯止めがかかる一方で、高血圧、糖尿病などの生活習慣病につていは、特に中高年男性で改善していない結果が浮かび上がった。
2010年度から最終評価を行い、その評価を2013年度以降の運動の推進の反映させる。
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