グリチルリチン
グリチルリチン
漢方薬の処方に広く用いられている薬草であるマメ科植物の甘草(かんぞう、学名Glycyrrhiza glabra)の根茎部分に多い成分(トリテルペン配糖体)。
抗炎症作用を持つことから医薬品や化粧品に、また強い甘み(砂糖の150倍)を有することから、根の抽出物は甘味料として食品(醤油、味噌など)やたばこなどにも広く用いられている。
グリチルリチンは肝機能改善や抗アレルギーなどの処方薬の用いられており、のみ薬の場合は1日量に200mg前後配合されている。
関連記事
-
-
グリコール酸
フルーツ酸(α-ヒドロキシ酸、AHAとも)の一種。
皮膚に塗ると表面の角層
記事を読む
-
-
黒コショウ
学名Piper nigrum。コショウ科の植物。
独特の辛み成分であるピペリ
記事を読む
-
-
葛
学名Pueraria lobata。マメ科のつる性の多年草。根にでんぷんが多く、そのでんぷ
記事を読む
-
-
クロセチン
クチナシ(学名Gardenia jasminoides ELLIS)の果実やサフラ
記事を読む
-
-
グルコン酸類食品
(財)日本健康・栄養食品協会(略称JHNFA)が安全性などの規格基準を設けて
記事を読む
-
-
クルクミン
秋ウコンの多く含まれる黄色色素で、秋ウコンから作られる香辛料ターメリックの主色素成
記事を読む
-
-
クロム(Cr)
糖や脂質の代謝に欠かせないミネラル。特に、血糖値をコントロールするインスリンの
記事を読む
-
-
クエン酸
梅やレモン、もろみ酢に多量に含まれる有機酸の一種。疲労回復効果があるとされる。
記事を読む
-
-
グルタミン酸
体内で合成できるので非必須アミノ酸。体内でグルコースに変わる。脳内で生じたアンモ
記事を読む
-
-
グレープシード
ブドウ種子のこと。有効成分はポリフェノールの一種。プロトアントシアニジン。強力
記事を読む