*

グルコマンナン

グルコマンナン

コンニャク芋(学名Amorphophallus konjac)から取れる水溶性の食物繊維。

複数の試験で、便秘を改善する効果が確かめられている。これは、グルコマンナンが腸で水を吸って膨らむことで便のかさを増す働きによるところが大きい。

また、腸内細菌で分解されるとオリゴ糖ができ、オリゴ糖がビフィズス菌の餌(えさ)になって腸内環境を整える

食後に血糖値が上がるのを抑える効果、血中の中性脂肪やコレステロール値を下げる効果なども報告されている。

なお、コンニャク芋を精製して作るコンニャク粉にはグルコマンナンが含まれているのが、コンニャクにすると不溶性に変わるため、全く同じ効果は期待できない。

海外ではグルコマンナン粉を詰めたカプセル剤の市販されている。コンニャクマンナンともいう。



関連記事

黒酢

黒酢 こはく色が濃い食酢。最短でも2ケ月以上と長期間かけて空気に触れされる「静置発酵法」で製造

記事を読む

グァバ葉ポリフェノール

グァバ葉ポリフェノール フトモモ科バンジロウ属の常緑樹であるグァバの葉の抽出エキスに含まれるポ

記事を読む

黒コショウ

黒コショウ 学名Piper nigrum。コショウ科の植物。 独特の辛み成分であるピペリ

記事を読む

グラボノイド

グラボノイド リコリス(甘草グラブラ種)の根茎抽出エキスから、トリテルペン配糖体であるグリチル

記事を読む

枸杞(くこ)の実

枸杞(くこ)の実 <<漢方>> 薬膳食材として知られるナス科の赤い実

記事を読む

クロロゲン酸

クロロゲン酸 コーヒーの種子(コーヒー豆)の主なポリフェノール成分。同じくポリフェノールのコー

記事を読む

クロム(Cr)

クロム(Cr) 糖や脂質の代謝に欠かせないミネラル。特に、血糖値をコントロールするインスリンの

記事を読む

グリスリン

グリスリン マイタケ由来の糖たんぱく。インスリンの感受性を高める働きがあるとされる。 2

記事を読む

クレアチン

クレアチン 筋肉の合成を促す作用を持つ成分。肉や魚に含まれるが、体内では肝臓などで作られる。

記事を読む

グルコサミン食品

グルコサミン食品 (財)日本健康・栄養食品協会(略称JHNFA)が安全性などの規格基準を設けて

記事を読む



PAGE TOP ↑