*

「 く行 」 一覧

桑の葉

桑の葉 桑は、クワ科クワ属の落葉樹。 葉に含まれるデオキシノジリマイシン(DNJ)という、ブドウ糖に構造が似た成分に、食べた糖分の吸収を抑えて血糖値の上昇を緩やかにする作用がある。

続きを見る

クロロフィル

クロロフィル 野菜や海藻など、光合成を行う生物にある緑色の色素。葉緑素ともいう。 抗炎症作用や抗酸化作用があるほか、有害ミネラルのカドミウムや鉛とダイオキシンを体外に出す解毒作用を持つ。

続きを見る

クロロゲン酸

クロロゲン酸 コーヒーの種子(コーヒー豆)の主なポリフェノール成分。同じくポリフェノールのコーヒー酸をキナ酸が結合した物質で、抗酸化活性が強い。 アスパラガスなど野菜類にも広く含まれる。肝

続きを見る

クロレラ食品

クロレラ食品 (財)日本健康・栄養食品協会(略称JHNFA)が安全性などの規格基準を設けている健康補助食品の一つ。 人為的に管理された光合成培養または非光合成培養のクロレラを加熱処理などを

続きを見る

クロレラ

クロレラ 代表的な機能性食品の一つ。葉緑素(クロロフィル)は豊富な藻で、緑黄色野菜の元祖とも呼ばれる。 たんぱく質、ビタミンB群、C、Eなど16種類のビタミン、鉄、カルシウム、マグネシウム

続きを見る

クロム(Cr)

クロム(Cr) 糖や脂質の代謝に欠かせないミネラル。特に、血糖値をコントロールするインスリンの働きを正常に保つのに必要。 不足すると要尿病や動脈硬化を引き起こす。クロム不足の糖尿病患者に投

続きを見る

グロビン蛋白分解

グロビン蛋白分解 たんぱく質の構成成分であるアミノ酸が鎖のようにつながったオリゴペプチドの混合物。 脂肪の吸収を抑えて代謝を活性化し、脂肪細胞の増殖を抑制する。 グロビン蛋白分解物を

続きを見る

黒大豆

黒大豆 表皮の色が黒い大豆。黒豆とも呼ぶ。黒の色素はアントシアニンと呼ばれるポリフェノール成分。 抗酸化作用が強く、脂肪の燃焼促進や食べた脂肪の体外排出促進、内蔵脂肪蓄積抑制作用がある。

続きを見る

クロセチン

クロセチン クチナシ(学名Gardenia jasminoides ELLIS)の果実やサフラン(Crocus saivus)の柱頭に含まれるカロテノイドの一種で、抗酸化作用、血流改善作用、抗炎

続きを見る

黒酢

黒酢 こはく色が濃い食酢。最短でも2ケ月以上と長期間かけて空気に触れされる「静置発酵法」で製造された純玄米酢または純米酢のこと。 発酵・熟成の間にアミノ酸が糖と反応して黒褐色になり、熟成が

続きを見る

黒コショウ

黒コショウ 学名Piper nigrum。コショウ科の植物。 独特の辛み成分であるピペリンを含み、エネルギーの代謝を上げる作用や、血管を拡張して血流を上げ、冷えを改善する作用がある。

続きを見る

グレープフルーツ

グレープフルーツ 学名Citrus paradisi。亜熱帯の降水量が多い地域が産地。 果実に含まれるナリンギンという苦み成分には、過度の食欲を抑える作用があるとされる。 皮に多いリモネンと

続きを見る

グレープシード

グレープシード ブドウ種子のこと。有効成分はポリフェノールの一種。プロトアントシアニジン。強力な抗酸化力を持つ。 フランスでグレープシードは、脚などの血流が悪くなって静脈が浮き上がる静脈瘤

続きを見る

クレアチン

クレアチン 筋肉の合成を促す作用を持つ成分。肉や魚に含まれるが、体内では肝臓などで作られる。 筋肉にはリン酸塩(クレアチンリン酸)の形で蓄えられ、瞬発的に最大パワーを出すときに使われる。た

続きを見る

グルタミン酸

グルタミン酸 体内で合成できるので非必須アミノ酸。体内でグルコースに変わる。脳内で生じたアンモニアの解毒に必要で、アンモニアと結合してグルタミンになる。 また、リラックス効果のあるγ-アミ

続きを見る

グルタミン

グルタミン 準必須アミノ酸。体内で合成できるので非必須アミノ酸にも分類されるが、ストレスや運動などによって要求量が急激に高まると、生体内の合成だけではまかなうことができなくなる。 筋肉中の

続きを見る

グルタチオンペルオキシダーゼ(GPX)

グルタチオンペルオキシダーゼ(GPX) 体内で生じた活性酸素を解毒化する酵素の一つ。ミネラルのセレンを含む酵素で、セレンが抗酸化作用を発揮するのは、この酵素を介した作用。 セレンをたくさん

続きを見る

グルタチオン

グルタチオン 抗酸化作用が強い構造(SH基:チオール基)を持つ化合物の中で、生体内に最も多い物質。特に肝臓に多い。 グルタミン酸、システイン、グリシンの三つのアミノ酸が結合したペプチドで、

続きを見る

グルコン酸類食品

グルコン酸類食品 (財)日本健康・栄養食品協会(略称JHNFA)が安全性などの規格基準を設けている健康補助食品の一つ。 グルコン酸、グルコノデルタラクトン、グルコン酸カルシウム、グルコン酸

続きを見る

グルコン酸

グルコン酸 ブドウ糖(D-グルコース)が酸化してできる有機酸で、軽い酸味がある。 ハチミツに多く、ハチミツに含まれる有機酸の約70%を占める。ほかにもローヤルゼリー、大豆、米、シイタケなど

続きを見る

グルコマンナン

グルコマンナン コンニャク芋(学名Amorphophallus konjac)から取れる水溶性の食物繊維。 複数の試験で、便秘を改善する効果が確かめられている。これは、グルコマンナンが腸で

続きを見る

グルコシド型ビタミンC(VCG/AG)

グルコシド型ビタミンC(VCG/AG) ビタミンCの誘導体の一つ。ビタミンCに糖を付けて安定化した物質で、美白成分として化粧品に配合されている。 肌でゆっくりと分解され、長時間作用するとさ

続きを見る

グルコサミン食品

グルコサミン食品 (財)日本健康・栄養食品協会(略称JHNFA)が安全性などの規格基準を設けている健康補助食品の一つ。 甲殻類の十脚目または口脚目の殻を原料として、希水酸化ナトリウム水溶液

続きを見る

グルコサミン

グルコサミン 糖とアミノ酸が結び付いたアミノ糖と呼ばれる物質の一つ。細胞や組織を結合する役割を担っており、軟骨や腱などに広く存在する。 サプリメントは、カニやエビの甲羅から取り出したキチン

続きを見る

クルクミン

クルクミン 秋ウコンの多く含まれる黄色色素で、秋ウコンから作られる香辛料ターメリックの主色素成分。 抗酸化作用や抗炎症作用が知られ、肝機能の強化や抗菌、コレステロール低減などの健康効果の研

続きを見る

グリチルリチン

グリチルリチン 漢方薬の処方に広く用いられている薬草であるマメ科植物の甘草(かんぞう、学名Glycyrrhiza glabra)の根茎部分に多い成分(トリテルペン配糖体)。 抗炎症作用を持

続きを見る

グリセミックロード(GL)

グリセミックロード(GL) 食品ごとの血糖値の上げやすさを示す指数。グリセミックインデックス(GI)に、食品に含まれる糖質の割合を掛けた値。GLとも呼ぶ。 例えば、赤飯のGIは86、おかゆ

続きを見る

グリセミックインデックス(GI)

グリセミックインデックス(GI) 食品ごとの血糖値の上げやすさを示す指数。GI(ジーアイ)とも呼ぶ。 糖質量で50g分の食品を食べた場合の血糖値の推移を2時間後まで測定。その数値を折れ線グ

続きを見る

グリスリン

グリスリン マイタケ由来の糖たんぱく。インスリンの感受性を高める働きがあるとされる。 2型糖尿病患者に、グリスリン含有のマイタケ抽出物のエキスのほか、マイタケ粉末を投与した試験で、空腹時血

続きを見る

グリシン

グリシン 体内で合成できる非必須アミノ酸。最も構造が簡単なアミノ酸で、L体とD体の区別がない。 核酸の合成に必要で、赤血球の酸素運搬能に欠かせないヘムや、筋の収縮に深く関わるクレアチン、生

続きを見る

グリシルグリシン

グリシルグリシン 資生堂が発見した、毛穴を収縮させるアミノ酸誘導体で、化粧品に用いられる成分の一つ。 顔の毛穴が目立つようになる一因は、皮脂由来の不飽和脂肪酸が皮膚上層にある表皮の細胞(表

続きを見る

栗渋ポリフェノール

栗渋ポリフェノール 栗の渋皮に含まれる、プロアントシアニジンを主成分とするポリフェノール。 マウス試験で脂質の吸収抑制および血中中性脂肪濃度の低下が確認されているほか、ヒトを対象とした試験

続きを見る

グリコール酸

グリコール酸 フルーツ酸(α-ヒドロキシ酸、AHAとも)の一種。 皮膚に塗ると表面の角層をはがしやすくするピーリング作用があり、ニキビ跡の治療や、角層を整える化粧水などに使われている。

続きを見る

グリコーゲン

グリコーゲン 動物の肉や肝臓、カキ、エビなどに含まれている多糖類。ブドウ糖がたくさんつながった構造をしている。 食物から取った糖分(炭水化物)を、いったん蓄えておくために、体内で合成される

続きを見る

クランベリー

クランベリー 学名Vaccinium macrocarponなど。和名はツルコケモモ。ツツジ科ツルコケモモ属の果樹。 果実は直径1cm程度の大きさで、深紅色をしている。ポリフェノールの一種

続きを見る

クラリセージ

クラリセージ 学名Salvia sclarea。花と葉から抽出した精油が、アロマセラピーに用いられる。 甘いナッツのような香りで、鎮静、鎮痙作用を持つ。 PMS(月経前症候群)や月経

続きを見る

グラボノイド

グラボノイド リコリス(甘草グラブラ種)の根茎抽出エキスから、トリテルペン配糖体であるグリチルリチンを除去した成分。 グラブリジンというフラボノイドをはじめ、ポリフェノールを高濃度に含む。

続きを見る

グラブリジン

グラブリジン 甘草グラブラ種(学名Glycyrrhiza glabra)に含まれているフラボノイドの一つ。 油溶性の成分なので、化粧品などには「油溶性甘草」と記載されていることが多い。

続きを見る

クマ笹

クマ笹 学名Sasa veitchii。笹の一種で、冬になると葉の緑に白い隈取りが現れるため「クマザサ」との名が付いた。 古くからやけど切り傷に使われており、防腐作用を生かして、ちまきなど

続きを見る

葛 学名Pueraria lobata。マメ科のつる性の多年草。根にでんぷんが多く、そのでんぷんから作った葛粉(くずこ)を湯に溶かした「葛湯(くずゆ)」は滋養食として古くから利用されてきた。

続きを見る

枸杞(くこ)の実

枸杞(くこ)の実 <<漢方>> 薬膳食材として知られるナス科の赤い実。学名はLycium chinenseなど。 生薬としては、枸杞子(くこし)と呼ばれ、体のエレ

続きを見る

クエン酸リンゴ酸カルシウム(CCM)

クエン酸リンゴ酸カルシウム(CCM) カルシウムにクエン酸とリンゴ酸を一定の比率で結合させたもの。 カルシウム単体では、体内で酸やアルカリの影響を受けて溶けやすさが変化するが、クエン酸リン

続きを見る

クエン酸

クエン酸 梅やレモン、もろみ酢に多量に含まれる有機酸の一種。疲労回復効果があるとされる。 細胞内で栄養分をエネルギーの変える代謝経路であるTCA回路(クエン酸回路)のキープレーヤーで、クエ

続きを見る

グァバ葉ポリフェノール

グァバ葉ポリフェノール フトモモ科バンジロウ属の常緑樹であるグァバの葉の抽出エキスに含まれるポリフェノール成分。 糖類を分解する消化酵素を阻害する性質を持ち、食事のときにのむと食後の血糖の

続きを見る

グアー豆

グアー豆 インドを主産地とするマメ科穀物グアー(学名Cyamopsis tetragonoloba)の種子。 ガラクトースとマンノースからなる多糖類を多く含み、この多糖類は、グアーガムと呼

続きを見る

グアーガム

グアーガム インドなどに自生しているグアー豆(学名Cyamopsis tetragonoloba)種子から取った多糖類。水溶性食物繊維のガラクトマンナンがたくさんつながった構造になっている。

続きを見る



PAGE TOP ↑